私が考えるコミュニケーションが大切な理由は以下の2つである。
①仕事の基礎(無いと仕事が成り立たない)
②結果に差を生むスキル(ただできればいいというわけでは無い)
それぞれについての私の考えを解説する。
「①仕事の基礎」コミュニケーションと言っても、直接(対面)・間接
(電話・メール・メモ・伝言)と様々だ。状況によって変えることが
大切となる。また仕事は人と関わることでしか成果が出ない。
つまり、コミュニケーション無くして仕事は成り立たないのだ。
「②結果に差を生むスキル」仕事は人と関わることでしか成果が出ない
と書いたが、その関わり方で成果に大きな差が生まれることも事実。
日頃から良質なコミュニケーションをとっておくスキルとも言える。
例えば、急を要する場合や多少の無理でも頼みやすくなる。更に一定以
上の人間関係があれば、極端な場合、長々と下準備をすることなく
「アレよろしく」の一言で済み、生産性が大幅に向上する。
以上の2つこそがコミュニケーションが大切な理由である。
私の職場では主に自動車に搭載される画像認識・識別センサーを製造
している。製造ラインでは量産と試作も製造しているため、製造装置の
技術員以外にも開発要員とも関わっている。そんな職場環境で、私は製造
ラインで交替勤務に従事しており、エリアリーダーの役割も担っている。
それぞれ具体的に解説する。
「①課内」:まず、交替勤務では引き継ぎでの情報不足や漏れの課題は
常にあるが、都度改善され不具合も減少しているが改善の余地はある。
「②関連部門間」:製造は量産を計画通りに作りたい、開発は予定通り
に試作を進めたいなど、部門ごとの求めることが少しずつ異なり、平常
時は問題にならないこともトラブル時には量産・試作のどちらを優先す
るのかと折衝が必要になる。この部門要求の相違は対開発部門に限った
ことではなく対装置部門や対品質部門とも日常的に不具合の火種となっている。
先述した課題に対して、私が実行している対策は以下の通りである。
「課題①交替勤務の不具合」には、交替勤務同士で情報共有が円滑に
行えるよう引き継ぎ運用などのを都度改善し着実に解消中だ。
理想は引き継ぎ時間ゼロでも漏れが無い状態だが、これはメールの
の活用と交替メンバーの意識・表現力向上を重ねれば実現できる。
「②関連部門間の不具合」には、当事者同士では角が立ち不具合に発展
しないよう、上司を巻き込みで互いの要求に理解を示し明確な共通ルール
を制定するようにしている。例えば「廃棄品の処置の仕方」でクレームと
なったケースでは、ルールを制定し周知した以降の不具合ゼロである。
これは合意形成できれば、不具合を解消できることの証明事例だ。
これらの対策で成果も出ているが、更なる高みを望むには「やはり人の
意識を高める」ことが必須。どんなに優れたルールや仕組みがあっても
それを使う人の意識が低く守られなければ何も決めていない事と同じだ。
私はこの高みに到達するために、まずは自分自身を研鑽し、
課内外の人間関係構築を着実に行ないながら業務に従事している。
障害は高みに登るための「お試し」と理解し正面突破して
〇〇(会社名)マンとして成長していく覚悟だ。
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